「高槻支院 御法推進大会

 師走を迎えた十二月一日。最高の好天に恵まれ、

午前十二時より開式の辞で第十四回御法推進大会が始まりました。

祖父江瑞法上人導師の許、物故者と震災被災者追悼法要が執り行われ、

読経が流れる中、物故者へ香を手向けさせて頂きました。

続いて御法推進目標の唱和・高槻支院御法推進実行目標の唱和の後、

関哉法尼のご挨拶があり、その後、祖父江瑞法上人様のご法話を頂きました。

「魂を磨くには人の喜ぶ事をする。人の助けになる事をする。

これが自分の魂を磨くことになり罪障を消滅して行く事になります。

それには正しい教えに従い修養する事が大事です」とお話されました。

次に司会より全運営委員の紹介の後、運営委員を代表して

運営委員長より挨拶がありました。

「山首上人様の御法話より人間はやる気だけ、可能性はその心にあり、

御法を伝える為に目標を持って一歩踏み出す勇気と行動が変化を起こす第一歩です。

ご協力をお願いします」と話されました。

続いて普山式の第三世法灯継承DVDの動画鑑賞があり

「払子」が継承される場面では感動致しました。

晋山式は一生に一度の出来事であり普段体験する事のない

儀式として見させて頂きました。また顔見知りの方の映像にどよめきと

笑いで皆さん楽しんで頂きました。次は平成二十六年度の

法音寺の御法推進目標と事業計画、及び高槻支院の事業計画と

併せて説明が行われました。続いて信教師による体験談をお聞きしました。

お話しの中で毎日を振り返り楽しかった事、

嬉しかったことを短く夢実現日記手帳に書き留め続けておられるとのお話しに

「来年から自分もやってみよう、出来るのでは?」と

感じられたのではないでしょうか。

以上で本堂でのスケジュールを全て終えて研修棟に移動しました。

研修棟では午後二時四十分より懇親会が行われました。

テーブルの上には奉仕者の方々により、お寿司やサンドウイッチなど

盛りだくさんのおつまみなどがきれいに盛りつけられており

色々と目移りして美味しそうです。祖父江上人様も関哉法尼と同席され、

皆さんと一緒に懇親会に参加して頂きました。

母子会の席も設けられ大勢の子供達が集まり賑やかです。

懇親会は威勢の良い役員の「乾杯」の発声で始まりました。

しばし和やかな雰囲気の中でご馳走に箸が進み、世間話に花が咲き、

召し上がっておられました。しばらくご会食を楽しんだ後で、

お楽しみ福引きの始まりです。先に子供達から、くじ引きが始まりました。

「何が当たるかな」どの子の顔も嬉しそうに輝いています。

早速、うちわくじを引いて大きな声で番号を読み、

番号の付いた景品をもらって中身を開き、お互い景品の確認を

し合って喜んでいました。大人も順番に福引きを行いました。

景品には大きな福袋もあり「中には何が入っているのかな」と

祖父江上人も洗濯用洗剤が当たり、にこにこ顔で喜ばれました。

そろそろ時間も押し迫り午後三時四十五分頃には行事予定の御案内などを行い、

全員で一本締めを行って閉会となりました。

今日は皆さん御法推進大会に参加され、御法を伝えていく事の

大切さと喜びを集める行いのお誓いする一日となりました。

この御法を伝え実行して行く事が顕修院日達上人様への御恩に報いる事になります。

来年の御法推進目標も「受勝妙楽」で喜びを集めることです。

これを目標として家族を喜ばせ、そして縁ある人々の喜ぶことを

集めて自分の喜びとして、みんなが幸せになれるよう精進していきたいものです。

                                  ( 通 信 員 )